城西セミナー城西セミナー

サは猿のサ
石川

 干支もヒツジからサルへとバトンタッチされ、新しい年の始まりです。本年もよろしくお願いいたします。
 
 猿、と聞くと自分は世代的に藤子不二雄A先生の「プロゴルファー猿」を思い出してしまいますが、「♪つむじ風舞うティーグランドで」というオープニングを聴くたび、そんな強風ならプレー中断だろう、と無粋なツッコミをいれるのがマイルール。
 
 自分がまだ保育園児だった頃、大和高岡店にペット売り場がありました。そこで猿の檻に近づいて顔をひっかかれたこともあって、猿は少し苦手です。でも、ヒンズー教ではハヌマーンという神様が猿の姿をしていますし、日本でも日光東照宮に有名な「見ざる言わざる聞かざる」の三猿の彫刻があるように、人に近い姿をしているからか、賢く良いイメージのほうが強い動物です。
 
 中高生の人に分かりにくい古い話題ばかりで申し訳ないですが、猿というとウォークマンのCMで静かに佇むニホンザルの姿が印象的です。瞑想して音楽に聴き入るような姿は神々しさすら感じさせました。
 
 さらに古い話題ですが、「☆みっつ!」とか「ホニャララ」とか言ってる堺正章さんが、昔はドラマ「西遊記」で孫悟空役をしていたのも記憶に残っています。自分より上の世代にはグループサウンズの人という印象なのでしょうけど、自分にはコミカルなアクション俳優のイメージ。でも、毎週観ていたのは、三蔵法師役の夏目雅子さんが目的だったというのは若き日の思い出。
 
 素敵な女優さんといえば、「救命病棟24時」シリーズでの医師役や「利家とまつ~加賀百万石物語~」での主役まつ役、「家政婦のミタ」での寡黙な家政婦役などで有名な松嶋菜々子さんがメジャーになる直前に出演していたCMも、猿と聞くたびに思い出します。今思えば、挑戦的なCMでした。
 
 最初はグラビア系だった松嶋さんも、どんどん新しいイメージの役に挑戦して、現在は大物女優の貫禄です。
 
 新年は気持も新たに何かに挑戦するいい機会だと思います。初心者のうちは下手は下手なりに「猿マネ」でもいいから、まずはやってみることが大切。さて、今年は何に挑戦しようかな。

J-PRESS 2016年 1月号