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おとぎのばら
木村

 3月10日に砺波のチューリップ四季彩館がリニューアルオープンしました。そうとは知らず、3月初旬から何度か訪れては「休館日」、おかしいなぁ?と、調べてようやく理解した始末です。その後何度か館内を訪問しましたが、4月に入ると、外の敷地にも「700品種の栽培」と題して、たくさんのチューリップが花を咲かせており、先日の「春の嵐」にも耐えていました(笑)。たびたび大きな観光バスが訪れては、関西方面らしい言葉を話しておられたり、中には外国の方もおられたり。個人旅行の男性に話しかけられ、聞いてみると明石から旅行に来ておられるそうで「明日は朝から立山連峰を撮りたいんですよねぇ。向こうでは雪のかぶった山を見ることができませんから」とのことでしたので、朝日町の舟川をご紹介すると、「それはええなぁ、メモっとこう笑」と。4月22日、チューリップフェア開幕とのことで、交通規制やら、混雑やらを避けたくて、すっかりご無沙汰しています。
 
 4月7日から10日まで、中央植物園のライトアップがありました。開花宣言にあわせて予定日が発表されるのですが変更になることもあるそうで、知り合いの職員さんの「つぶやき」をチェック。ところが、満開で迎えた初日の7日(木)は「春の嵐」、お客様の安全のために、一時閉館になったようでした。自然が相手ですから、こればかりはどうしようもありません。花はかなり散っていましたが、その後のライトアップは少し寒い中、とてもきれいでした。ちなみに、今年の植物園は、桜の時期にまだ白鳥が残っていたり(早く帰ろうよw)、ソメイヨシノが終わってからも、枝垂れ桜や梅桃がきれいで、日頃の喧騒から開放される癒し空間です。
 
 5月、高岡おとぎの森。中・下旬には満開となるばら園では、小さなつぼみがひとつ、ふたつと花を咲かせています。昨年、一昨年と満開の時期に訪れましたので、今年は少し早くからチェック。ここ数日は天気もよく、鳥の声とともにのんびりした時間が流れています。まぁ、ときどきその中を、新幹線が通って行きますけどね(笑)

J-PRESS 2016年 5月号