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紅葉の名所
木村

 富山県の広報8月号の第一面に、自分が撮影した写真が載りました(笑)。いや、コンテストか何かに応募して選ばれたとか、そういう訳ではありません。撮影を依頼してくださった団体が広報に載ることになり、その一場面として使われたものです。もちろん、撮影で御代を頂戴しているものでもありません(そんな技術などありませんので笑)し、みんなよく知った仲間内であり、こちらも練習になるし演奏も楽しませていただいています。そして、撮影したものはRAWから現像した画像データを依頼主にお渡しし、「常識的な範囲内であれば自由にお使いください」ということになっています。したがって、掲載されて初めて関係者の方から「載ってますよー」とお知らせいただいた始末です。このときは初の演奏会撮影で、フルサイズ機の静音対策がまだしっかりできていない時。バスタオルでぐるぐる巻きにはしたものの、リハーサル時に音が気になると言われ、本番は泣く泣く少し音の小さなサブのAPS機に変えました。そのため高感度がかなり弱くてノイズ祭り。シャッター速度確保のため絞りは開け気味、ISOも上げ気味、使用された写真の大きさだと鑑賞に耐えうるか、うーん、ギリギリのところですね(汗)まぁでも、昔からお世話になっているカメラ屋さんの(元)店長さんにもお褒めいただきましたし、皆さんのお役に立てたならそれでよしです。
 
 今年も紅葉の季節になりました。見頃の時期と天気のタイミングはどうでしょう。立山の紅葉は雷鳥沢方面が美しく、室堂から雷鳥沢へはヘタレの私の足で1時間弱でしょうか。そこまで行ったら劔が見たくなり、劔沢方面へは雷鳥沢から2~3時間の登山道(汗)。劔御前から別山まであがると眺めも素晴らしいですが、そうなると本気の登山になってしまいます。一番の見頃の9月末は、立山は雪の予報もあり、休日と天気と短い見頃がうまく合ってくれないかなぁといったところです。本音を言えば、今年はちょっとがんばって、有数の紅葉の名所、涸沢へ行こうと考えていました。しかし上高地からの平均所要時間は山道を6~7時間(ヘタレだともっとかかりそう笑)、日帰りは難しく涸沢の小屋かテントでの宿泊となります。大人気の紅葉の時期は、小屋泊は毛布1枚に2~3人、トイレは最長4時間待ちとのことです。モルゲンロートと涸沢の紅葉、でも、そこまでするならもう少しがんばって奥穂まであがるとあのジャンダルムが姿を…いや、ジャンは私には一生かかっても登れませんが、見るだけなら(笑)

J-PRESS 2017年 10月号