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師走の師は先生やお坊さん
木村

 先日、「この時期、皆さんお忙しいですからね」「まぁ、師走ですから」と、つい「師走」という言葉を使ってしまいました。他の月をそんな呼び名で言うことはないのに、なぜか12月だけは。
 少し調べてみますと、高校入試に出題されるものでもあるそうで、「漢字を書かせるタイプの出題はあんまり無いと思いますが、一応書けるようにしておいた方が無難だと思います。大体は簡単な漢字ですしね」と書かれていました、参考まで。
 月の異名は、その記載によれば、「春…睦月・如月・弥生、夏…卯月・皐月・水無月、秋…文月・葉月・長月、冬…神無月・霜月・師走」。中学校の教科書の記載はこのようになっているようですね。さて、次の月はなんと読むでしょうか。
 
[1] 如月
[2] 皐月

[1] 如月 = きさらぎ、[2] 皐月 = さつき です。


J-PRESS 2016年 12月号